スペイン童話音楽劇「バレンシアの妖精ナランヒータ」作・構成・出演
《作品概要》
横浜スペイン協会20周年記念公演 わたしたちのスペイン音楽祭にて、短い小品を書くことになりました。バレンシアオレンジで有名な土地を題材にした童話です。
《あらすじ》
ナランヒータはオレンジの実のなる木の妖精です。バレンシアの国を司る人間の王子様に恋をしていました。同じく王子を慕う魔女は、ナランヒータを邪魔なので、妖精の姿から毒蜘蛛に変える呪いをかけました。お妃選びの日、魔女は美しい王女様の姿に変身すると、王子に気に入られ、結婚を申し込まれます。ナランヒータは王子を助けるために、婚約舞踏パーティの時に魔女のドレスの中に潜り込みます。毒蜘蛛の出現でパーティはめちゃくちゃになり、魔女は正体を現しますが、ナランヒータは家来たちに叩かれつぶされました。心優しい王子は、魔女の偽装を暴き救ってくれた毒蜘蛛の好意を察し、両手ですくい上げ感謝のキスをします。
するとナランヒータは妖精の姿に戻ることができました。驚いた王子ですが、ナランヒータを好きになっても、妖精と人間では結ばれるが出来ないのはわかっています。オレンジの木の中に消えていくナランヒータを見送り、二人は別れ別れに…。すると神様の光がナランヒータを包み、命をかけて王子を守ったご褒美に、人間になる夢を叶えてくださいました。こうしてナランヒータは人間となり王子と結婚して、バレンシアの繁栄のオレンジの実を守り、幸せにくらしました。
日時 | 2010.12.03 |
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会場 | 横浜みなとみなと 小ホール |
チケット料金 | 2000円 |
お問い合わせ先 | 横浜スペイン協会 |
出演 | 朗読:小野瑠奈アンヘラ ナランヒータ/パロマ:桜田ゆみ(ソプラノ) 王子:小野 勉(テノール) 魔女:サリナ順(フラメンコダンサー) ピアノ:斉藤久実 チェロ:町田妙子 |
作品名/演奏曲目 | 横浜スペイン協会20周年記念「わたしたちのスペイン音楽祭」(サルスエラ部門) 原作・脚本・構成:桜田ゆみ アルベニスのタンゴ/バレンシア/アマポーラ/火祭り/パロマの歌「ラバピエスの理髪師」より/そんなはずはない「港の酒場女」より/心よだまって「ルイサ・フェルナンダ」より/スパニッシュ・ダンス/ほか |
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